2021年10月1日 風の合間を待ってたかのように鈴虫が鳴き始めるさっきまでのすごい風息を潜めて待っていたのか秋の声窓の外から聞こえる音色に微笑んでしまう心をくすぐるほどの儚さよ俺を癒さぬともよい気を遣わずともよい好きに歌い遊べよ秋の夜長、恋人た…

2021年10月1日 風が吹くと不安にさせるそきが伝染る木が悲鳴をあげているようで心配になる俺よりずっと長く生きてきた木々俺などよりずっと重い自然の命折れた小枝が痛々しいわだかまりなど吹き飛ばされてしまえって言えればいいのにな単純だから不満や鬱憤…

2021年10月1日 目まぐるしい日々は走馬灯過ぎ行く光景はやがて写真のように固まる行き交う人々よどうぞ笑ってしょぼくれないで励ましても届かないけれどお互い様さ貴重な毎日を楽しもうなんとかなるさと信じていつも明るい面を見て悪いことなどそうはないさ…

2021年9月24日 残暑ってヤツは、まるで虚しい破れた恋の想い出かいつまでもぶり返しジリジリと心を痛めつけるでも、蝉が鳴くのを止めて鈴虫が騒ぐようになればもう想い出も頃合いと分かるようになるものいつまでも引きずってもしょうがないいずれ、上の方に…